悪阻(つわり)について

つわりとは、妊娠したことで起こる体の反応です。

つわりの期間や程度は個人差が非常に大きいです。
このページでは
1.つわりの原因や症状
2.つわりの期間
3.つわりの対処方法の3点についてお話します。

1.悪阻の原因と症状

原因は何なのでしょうか?........それは、はっきりとは分かりません。 ホルモンバランスの変化、体質がアルカリ性から酸性に変わるため、心理的なもの、 妊娠前からの内蔵機能の低下などなど・・・色々な原因が考えられてます。 過去接してきた妊婦の方を考えると、元々体調管理が出来ていない人ほどつわりが酷く出ているような印象があります。

症状も色々あり、@吐き気A倦怠感B頭痛C眠気D匂いに対して敏感になるE食べ物の好みの変化 など、個人差が大きいです。入院治療が必要な状態を「妊娠悪阻」と言います。治療としては吐き気止めの処方(プリンペラン) や輸液、ビタミン剤の補給などを行います。妊娠中の薬服用は「奇形児」の危険性が高くなると言われています。 吐き気止めとして使われるプリンペランでも、奇形児のリスクはありますので服用するのか、我慢するのか?しっかり考えるべきですね。

つわりは「悪阻」と書きます。「悪を阻む」と書いて「つわり」です。出産出来るように、「体の悪い所」を治している状態と考える人もいます。 赤ちゃんを産むため、体を治して万全の状態で出産に挑む!と考えると少しは楽・・・かな?

2.悪阻の期間

つわりの期間としては、妊娠初期〜妊娠16週間くらいまでが一番多く、長い人では出産直前までつわりが続く人がいます。 なので、このページを見ている方のつわりが後どの程度で終わるのか?それは誰にも分かりません。

3.悪阻の対策

対策として一番大切なのは、ストレスを溜めない事です。↑にも書いてますが、心理的な原因でもつわりは悪化します。 ストレスが溜まる生活をしていては、お腹の赤ちゃんにも良い影響は出ません。まずはストレスとなるものから逃げましょう! 家族につわりが出て辛いことを理解してもらい、自分一人で抱え込まないようにすることが、とっても大切です! 妊娠出産は女性一人のイベントではありません。家族全員を巻き込み、皆で悩みを共有して、良い妊娠生活を送るよう努力しましょう!

次に、食事は食べたい時に、食べれるだけ取りましょう!無理して食べようとしなくても大丈夫です。もちろん食べれる方が良いですが、 少しの期間十分に食べることが出来なくても、赤ちゃんの発育不良に繋がることは少ないです。

でも、なるべく水分は取るようにしましょう。吐く事でかなり水分が奪われます。脱水症状などを避けるためにも水分摂取は欠かせません!

悪阻は赤ちゃんからのメッセージでもあります。つわりの辛さを乗り越えて、母親としてドンドン成長していきたいですね☆

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