妊娠中の運動はどうしたらいいの??

妊娠月数によって運動をした方がいいのか、避けたほうがいいのか変わります。

妊娠初期から安定期に入るまで、安定期から臨月までの2つの期間に分けてお話します。

1.妊娠初期からできる運動

妊娠が分かるのは個人差がありますが、大体3ヶ月くらいまでには分かっている人が殆どです。
余談となりますが、ちなみに最速で妊娠が分かるのは受精後2週間だそうです☆妊娠するとHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン;Human Chorionic Gonadotropin)というホルモンがオシッコに含まれるようになります。 このHCGが妊娠検査薬で判別可能になるのに必要な期間です。

妊娠初期から安定期にかけての運動は基本的に軽いものであれば問題ない。というのが基本です。「え?運動いいの?」と思う方もいると思いますが、ウォーキング、軽いジョギング、簡単なストレッチは推奨されています。 「妊娠したから仕事休んで下さいね」なんて事は病院でも指導されなかったはずです。仕事の方がよっぽどジョギングよりキツイです・・・。

「腹筋運動」「腕の上げ下げ」「激しく体を捻る、上下に揺らすなどの運動」は安定期に入るまで極力避けるようにした方が良いです。 この時期は、子宮と赤ちゃんを繋ぐ生命線が弱く流産しやすい時期です。不正出血や運動した時に子宮へ響くような事があれば、ジョギングなども避けることをオススメします。

それでも心配な方や日頃から運動をしてない方は2ヶ月程度までは安静にして、それから簡単な運動を始めるようにしましょう!

2.安定期から臨月までの運動

さて、流産の最も危険な時期を越えたら運動はどうしたらいいのでしょうか?

この時期の運動として一番有名なのは、「マタニティヨガ」ですね。これは非常にオススメです。

マタニティヨガ以外だと、「ピラティス」がマタニティコースとしても知られてますね。

この2つに関しては、このサイトじゃなくても非常に分かりやすく説明してくれてるものがあるので、そちらを御覧ください(笑)

当サイトでは、1.スクワット、2.坂道や階段などの段差がある場所の散歩など、道具も先生も要らない運動を紹介します。
一時期エチカの鏡などでも紹介されましたが「自然出産」という言葉をご存知でしょうか?これは、しっかりと出産前まで運動し、体に良い物を食べて、体を整えた状態で自然に出産が出来るよう準備することです。
日増しに大きくなっていくお腹・・・痛む足腰・・・そんな人に聞きたいのが運動していますか?ということです。 足腰が痛くなる原因は、赤ちゃんが大きくなってきて足腰に負担がかかるからです。でも、妊婦の人全員が痛くなるわけではありません。元々体を鍛えていた人ほど痛みは少ないものです。
出産をするのは、産婦人科の先生ではありません。お母さんです。「産みだす力」がお母さんになければ出産に時間がかかるのは当然です。 しっかりと運動をして、出産に対して自信を持って安産となるよう努力しましょう!

1.スクワット

方法は簡単!しゃがむ(膝と膝が離れて、しっかり足を開くように)→立つ!以上です!運動不足で回数できないよって人は、壁や手すりなどを持って繰り返したり、 椅子で立ったり座ったりを繰り返すだけでも問題ありません。大切なのは、「足を開いて」「繰り返す」だけです。

さすがに簡単すぎるので、スクワットをするメリットを2つ説明します!

「足を開いてしゃがむ」って形、何かに似ていると思いませんか?分娩台に寝た状態に似ていますね。 スクワットを繰り返す事で、出産する時に子宮の柔らかさが出てきます。赤ちゃんが通りやすくなり、安産につながりやすいということです。
もう一つは骨盤周りの筋肉をしっかり働かせることができるので、腰痛予防に最適ということです。

2.坂道や階段を歩く!

これも↑に書いてあるようなメリットがあります。とにかく運動量を高くすることでお母さんの体重管理や健康管理にも繋がります。 一日にどれくらい運動すればいいのか?など考えず、まずは気軽に始めましょう!慣れたら徐々に運動する時間を長くすればいいです!

どれだけ健康管理を気をつけ運動を行なっても難産になる人、帝王切開になる人は必ずいます。 子宮に異常を感じたり、出血や短い間隔でのお腹の張りがある場合は、自分で判断をせずすぐに産婦人科へ電話しましょう!※

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